UWSCによる自動ログインスクリプトの解説です。作成日:2006年7月4日

注意:この後の解説の中には意図しないバグなどが含まれている可能性があります
当サイトの情報をもとにした、いかなる損害についても当方は一切の責任を負わないものとします。

UWSCとは
マウス操作とキーボード入力を記録・再生できる。
スクリプトを書くことによりアプリを操作できる。
UWSC公式ページ

UWSCは文法がわかりやすく、プログラミング初心者でも気軽に始められると思います。
でも甘く見てはいけません。かなり高機能で使いこなせれば大抵の事はできるでしょう。
UWSCだけで株の全自動売買も可能かもしれません。
僕は数年前、ゲームの補助ツールをUWSCで自作して使っていました。

[早速自動ログインスクリプト解説]

解説用に疑似証券会社ページを用意しました。

テスト用トップページ

まず、このログインページというリンクの部分を自動でクリックしてもらいたわけです。
最初にこのブラウザを操作するための設定をします。
ブラウザのウィンドウタイトルを指定します。

PUBLIC id=GETID("SGGK偽証券 トップ")

マウスの移動をブラウザに対して相対的にする。

MOUSEORG(id)

このへんはおまじないだと思ってもらってもいいです。
次にすることはマウスをログインページへのリンクの上に持ってくる事です。

MMV(80,250)

マウスを指定した座標に移動します。
80はx座標、250はy座標です。
これはブラウザに対しての相対座標です。
次の図を見てください。

相対座標について

わかりにくい図ですが、ブラウザの一番左上が原点(0,0)になります。
原点から右にx軸、下にy軸となります。
先ほど、MOUSEORG(id)で相対座標化しましたが、これをすることによって
ブラウザの位置に関係なくマウスを移動できるわけです。

80と250という数値ですが、僕の環境でこうなったというだけで
人によって変わってくると思います。
マウスがリンク上に来るようにうまく調節してください。

さて、マウスがうまくリンク上に移動したならば、次はクリックです。

BTN(LEFT,DOWN)
BTN(LEFT,UP)

この2つの文は現在のマウスがある位置で左クリックするものです。
こちらの文でも良いです。

BTN(LEFT,CLICK)

ここまでで、ログインページへ自動で進めたはずです。
うまくクリックできない場合などは少しウエイトを置いてみてください。

sleep(0.1)

これで0.1秒スクリプトが停止します。

ここまでのソーススクリプト

続きはUWSCで自動ログインその2

株の全自動売買ソフトを作ろう

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